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マーコ |
今テーブルに並んでいる食器類は全部先生の作品なんですか? |
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藤本 |
僕の作品は少し・・・。彼女が好きなものを選んで集めたものですね。
そんなセコイ事したくないんだって・・・自分の家のものを使う、みたいな・・・・(笑)
僕はあまり関与していないんだ・・・こっちは。
これはね、元々僕が焼き物作っていたアトリエなんです。
・・・このアトリエも僕が作ったんだけどね。仕事場だったんだけど、狭くなったので今のアトリエに移って、その後、この壁を作ってあげて・・・。壁を作っただけでこんな空間になってしまったんだ。
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マーコ |
へえ・・・ステキですね・・・先生のアトリエだったんだ・・・・ |
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藤本 |
ほとんど変えていないんだよ。だけど、こうなってみたら、アトリエとしてではなく、こうなるために建てられたんじゃないかなあというくらいの空間になったね。
僕はね・・・常に変化していくことが大好きなんだ・・・自分の中で完成するということがないから・・・そんな気がするから・・・・
物を作って生活できればいい。焼き物もしているし、石の彫刻もしていたり・・・家も作ったり・・・ていう人・・・。たまたま焼き物は食える(生活できる)から・・・、たまたま陶芸家という窓口をお借りして物を作るけど・・・・本当は物を作る事全てに興味がある・・・・。
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マーコ |
先生のアトリエもこのレストランも大谷石をふんだんに使われているんですが・・・・これは何かこだわりがあられるんですか?
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藤本 |
大谷石はね・・・・あったかいんですよね。大谷石には、不思議な効果があって・・・。
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マーコ |
芦屋にアメリカの建築家でフランクロイド・ライトという建築家が立てた大谷石の建築物が残っていて・・・、私すごく好きなんですよね・・・。
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藤本 |
そうそう、帝国ホテルも設計した人だね。この建築家は大谷石をものすごく使うんだ。大谷石というのは、冷蔵庫より物が新鮮に保てるからね。素晴らしいんだ。
実は近所におじいちゃんがいて・・・、大谷石を扱ったことがあるって言うからアトリエ作るのを手伝ってもらって・・・。その時、そのおじいさんがぽそっと「おれ、帝国ホテルやったんだよ。」って言ってね。びっくりしたよ。
そのおじいさんが言うには、一人外国人が居て一番硬い使いづらい石を使わされてみんなが文句を言っていたってね。その外国人がきっとライトだろうね。
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マーコ |
へえ・・・すごいおじいちゃん。ライトと仕事してたんだ・・・・
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マーコ |
奥様は元々お料理関係のお仕事をされていたんですか?
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藤本 |
いや・・織物をしていたんだ。でも、元々ものすごく料理が好きでね、とにかく人に食べさせることが好きでね・・・。それでずっと友達呼んでは食べてもらうようなことをしていたんだけど・・・。
みんながお金をとったほうがいい・・ってことになって、ちょうどアトリエが空いたので、・・・ココをレストランにしたんだ・・・まだ2年くらいなんだけどね。
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マーコ |
ほんとにステキなレストランですね・・・取材なんかはないですか? |
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藤本 |
ないねえ・・・、そういえば明日あるか・・・何か婦人雑誌だね・・・・。(※註 『スローリビング:summer2005
vol.1(主婦の友)』)
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